不動産用語「き」


共有
(読み方:きょうゆう)

複数の者が、一つの物を共同で所有していることを「共有」という(民法第249条等)。
例えば、相続が発生した場合、遺産が分割されるまでの間は、複数の相続人が遺産を共同で所有することになるが、これは「共有」である。
また分譲マンションの敷地は、マンションの各住戸の所有者が全員で所有しているが、これも「共有」である。
不動産を共有する際は、だれがどの程度の割合でその不動産を所有するのかを表す「共有持分」を登記する必要がある。
住宅購入においては、購入資金やローン負担の割合に応じて共有持分を登記しないと、高率の贈与税が課せられることがある点に要注意。
例えば3000万円の住宅を、夫が2000万円、妻が1000万円出して購入したにもかかわらず、夫一人の名義で登記し共有をしなかったとする。この場合、妻が出した1000万円は夫への贈与と見なされ、贈与税がかかってしまう。

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