不動産用語「に」


二世帯住宅
(読み方:にせたいじゅうたく)

親世帯と子世帯が一緒に住まう住宅で、その状況を考慮されたつくりのものをいう。少子化に伴う親子関係の密着度の増加、限られた土地の有効活用等が一緒に住まう理由の一つとして挙げられる。
形状的にはいくつかのパターンがあり、それぞれのライフスタイルに合うものとする。いずれも税金や公的融資上の優遇措置があり、金銭面で見ると、かなり有利なところがあるといわれている。

ポイントは、二世帯住宅が、1戸とみなされるか2戸とみなされるかという点。二世帯住宅には、単独登記、共有登記、区分登記の3つの登記方法がある。2戸の住宅とみなされると、区分登記が可能になり、さまざまな特権が受けられる。
ではどういう場合に2戸とみなされるかだが、これは、大きく言えば、玄関が2個あるとき(ほかにも条件はあるが)。区分登記(一家でひとつの登記になる)すれば、融資面では、二世帯分の公的融資が受けられ、また、税金面では、2戸で登記すると、ひとつの世帯の面積がそれだけ小さくなるので、課税が軽減されることになる。
敷地が200平方メートル以上の場合には、区分登記のほうが、税金面で有利になる。

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