不動産用語「や」


屋根材
(読み方:やねざい)

屋根材には、瓦、スレート、金属の大きく分けて3種類がある。また、そのカテゴリーの中でさまざまな種類がある。

瓦には、和瓦、洋瓦、本瓦、桟瓦、平板瓦、粘土瓦などがある。このうち最も多く使われるのは、桟瓦で、裏面に瓦桟に引っ掛けるための突起がついている。産地で言えば、愛知県の三州瓦や島根県の石州瓦、兵庫県の淡路瓦、福井県の越前瓦などが有名。

スレートには、天然とそうでないものとがある。天然スレートとは粘板岩を薄くはいだものだが、最近ではほとんど使われない。現在スレートと呼ぶのは、工場で板状に作った形成品。その工法にはふたつあり、ドライプレス法、丸網抄造法と呼ばれる。また、形状では平形スレートと波形スレートがある。

金属屋根には、表面処理鋼板、ステンレス鋼板、アルミ、銅板などがあるが、熱伝導性が高いために、断熱性能が悪いなどの欠点も。断熱材と金属板が一体となった屋根葺き材もあり、これは施工手間も省けて便利。

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