不動産用語「D」
ダイナミックDCF(DDCF)法
- (読み方:だいなみっくでぃーしーえふ(でぃーでぃーしーえふ)ほう)
不動産鑑定評価手法の収益還元法の一つであるDCF法に、将来のキャッシュフローの不確実性(損失可能性)を加味して、
不動産の価値をより精度の高い確率的手法により計算する方法。
不動産価格を「将来の賃料」「空室率」といった複数の不確実な要素の時系列確率モデルで表現する。
その不確実要素に数万パターンの乱数を当てはめる(この手法をモンテカルロシミュレーションという)ことで、
一物一価ではなく数万個の値の確率分布として求める。
不動産の価値はその確率分布の最頻値の幅で表される。
[関連ワード]-
- 福仙メモ
- Under Construction...