鳩尾と丹田
世の中とかくサプリメントだらけ。野菜不足を補うビタミン剤や逆に糖質の吸収をカットするもの、毛髪を元気にするヤツや老化を食い止める10万円以上もする高級サプリ。なかでもストレス社会でメキメキ伸びているのが睡眠に関する効果を謳うサプリ群ですよね。
確かに「もっと深く眠りたい」「朝スッキリと目覚めたい」と願う人は多いはず。一方で、外から体に入れる食事やサプリ以前に、そもそもの「自分自身」にスッキリ眠ることができないワケがあるかも知れないんです。世界的な睡眠研究の第一人者、筑波大の柳沢教授の著作でもこれまでの常識を覆す「安眠術」を解説しています。そこでタイトルの鳩尾と丹田。
なにやら聞きなれない単語ですけど大事な身体の名称。鳩尾は「みぞおち」つまり胸の下、中央のくぼんだ部分。丹田はヘソから手指4本分の下。それぞれ上半身・胸のメインポイント、下半身・腹のメインポイントなんです。そこで、肩や首といった緊張しがちな上半身を緩めるために鳩尾から力を抜いてやわらかくし、丹田は逆にグッと締めるように気持ちを込めて重みをくわえる。この動作が全身をリラックスさせて安眠を得られるんです。はい、安眠!!
え?むずかしいですか。トライトライトライっ。では、また。