アレルギーのこと。前向きに生きること。
食べものにアレルギーを持つ子どもは10年前に比べ30%も増えているそう。中には重篤な症状を引き起こす問題なので、アダヤオロソカ冗談まじりには取り扱えない問題です。
保育園や幼稚園では子どもの入園前に食べものアレルギーについて申請を親に要請する場合もあるそう。ところがなんと、医師による血液採取でアレルギー検査をしても、それは予測、競馬の予想にも近いものがある(ある著名な小児科医)。はずれてるかも知れないと。
皮膚科医の常識らしいけど、湿疹などで肌が荒れた際に「経皮感作」といって、空気感染のようにアレルゲンを取り込んでしまうことがあるようです。それを免疫反応として「体には異物だ」と記憶してしまう仕組みが食物アレルギーの原因のひとつ。そこで大切なのは乳幼児の頃から肌荒れを放置することなく保湿に努め、一方ではさまざまな食べ物をまんべんなく摂ること。食べることを経口摂取といいますが、経皮感作で異物と記憶していても少量ずつ食べて発症に至らないことも少なくない。食物アレルギーにはならない、そう発信しているのが前述の小児科医。現にアレルギーを乗り越えるには、少しずつ様子を見ながら食べて、慣らしていく方法が一般的です。
確かに怖いかも知れない食物アレルギー。でも必要以上に怖がらず、食を楽しむ。いろんな味を覚えてもらう。そうすれば我が子も食べる楽しさが広がり、親子に笑顔が増えてゆく。そんな未来を願って。では、また。