AIは電気自動車の夢を見るか

いまから50年近く前の名作SF小説から始まりましたが、心配なのが全国の電気自動車バッテリー、酷暑のなかで劣化してないかモンダイ。

モバイルバッテリーの発火事故が頻発した今年の夏は、特にアスファルトの照り返しがひどかった。ということはEVの底面に装着されてる蓄電池よ、お前は大丈夫か!と思うのも当然。車内はクーラーで快適でも、バッテリーは路面温度60℃に届くアスファルトのすぐ上。屋根の上のソーラーパネル(太陽電池)も熱には弱いし、デンチ類は暑いと劣化するのが理系的常識。せっかく石油資源を使わない温暖化対策から国の補助金もあるEVの心臓部が、酷暑のせいで寿命が短くなるんだったら本末転倒。どうするEV!なんとかできるかAI?

ご安心ください。EVメーカーはそんなバッテリー劣化に対して8年間、16万kmまで「交換補償」を用意しています(充電容量が70%以下に劣化した場合など)。でも発火事故だけは避けたいですよね、フィリップKディックさん。では、また。