間取り図の見方の味方!! 《その3》  この部屋、何畳なの?

 ●●でも分かる間取り図教室ぅ~(w)、第3回は「この部屋、何畳なの?」にフォーカスしてお話します。

 私たちは日常、部屋の広さの単位に「畳」を使っていますよね。なかには「ウチの子ども部屋は9.72㎡だよねー」なんて言ってる平米マニアがいるかも知れませんが(いないいないw)、不動産店(国土交通省的な)スタンダードは㎡表記になっているんです。物件資料の「専有面積」(入居者の専用の居室)も㎡を単位としています。一方、不動産店で用意している間取図の中にはこのように広さが書き込まれてないケースもあります。

  さて、左の物件のLDKは何畳なのか?それを導くヒントは専有面積にあります。この物件の専有面積は46.91㎡。1畳は1.62㎡なので《46.91÷1.62≒28.95》、つまり部屋全体で約29畳あるのです。右側の6畳と書いてある洋室より小さめの左側の洋室は5畳くらいか。6畳の洋室と比べて他も考えれば、玄関やバスとトイレ、洗面、押入は合計で5畳ぐらい。そうすると残るLDKの広さは13畳ぐらいではないか、というのが推察されますね。

 広さが想像できればそこでの暮らしも描きやすい。ベッドはここで、カフェテーブルを壁の近くに、寝室のカーテンは水色に……あー楽しいっっ!!  

 新しい暮らしは間取り図から始まっています。では、また。